妻と長男の遺体「４缶に分けた」　藤森容疑者、容疑認める

妻と長男の遺体「４缶に分けた」　藤森容疑者、容疑認める

　大阪市天王寺区で、切断遺体が入った一斗缶（１８リットル缶）３個が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された藤森康孝容疑者（５７）が、大阪府警天王寺署捜査本部の調べに対し、平成１８年４月ごろに妻と長男の遺体を切断し、４缶に分けて以前住んでいた自宅マンションに保管していた、などと容疑を認めていることが２５日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は藤森容疑者が２人を殺害した疑いがあるとみて、動機について調べている。

　捜査本部によると、藤森容疑者は、１８年５月に家出人捜索願を届け出た妻の充代（あつよ）さん＝届け出当時（４７）＝と長男の庸了（のぶあき）さん＝同（２１）＝について、同年４月ごろ、当時住んでいた同区内の自宅マンションや以前勤めていた製薬会社で２人の遺体を切断。４個の一斗缶に遺体を詰めて、自宅などで保管していたと説明した。

　さらに昨年８月ごろに、現在のマンションに引っ越してからも自宅で缶を保管していたが、体調を崩し、今年７月下旬に入院。その際に４個の一斗缶を２回に分けて、一斗缶が発見された東高津公園（同区）や自宅マンション隣のゴミ置き場に遺棄した、などと供述しているという。４缶目はゴミとして回収され、処分されたという。

　藤森容疑者は２２日の逮捕当初、「一斗缶なんて捨てた覚えはない。証拠があるなら見せろ」などと容疑を全面的に否認していた。

　捜査本部はこれまでに、製薬会社から、電動ノコギリや藤森容疑者の勤務記録を押収。ノコギリは、全長約６０センチの小型のもので、藤森容疑者が自由に持ち出せる場所に保管されていたという。捜査本部は、藤森容疑者がこのノコギリを使って遺体を切断したとみて、刃の形状と切断面を照合して調べる。

一見普通の人に見えますが、わからないものですね

死体を保管していた辺りに狂気を感じます・・・

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