火山噴火

火山噴火：スペインで運航一部正常化

　【ブリュッセル福島良典、ロンドン会川晴之】アイスランドの火山噴火による火山灰の影響で航空便が大混乱している欧州で１８日、スペインの空港が閉鎖を解除するなど運航正常化の動きが一部で見られた。


　ＡＰ通信によると、スペインは１８日午後３時半（日本時間同午後１０時半）までにすべての空港を再開した。ただし、同国から北米、南米への便は正常に運航しているが、欧州便はポルトガル、ギリシャ行きなど一部を除き欠航となっている。ノルウェーは北端と南端を除くほとんどの空港を再開。オーストリア、スイス、ブルガリア、ポーランド、ロシアは発着のない航空機の上空飛行を許可したが、それ以外の国の空港は運航規制が敷かれたままで、英国は飛行禁止時間を１９日午後７時（同２０日午前３時）まで再延長した。


　これまで飛行禁止などの措置は加盟各国の航空当局が決めてきたが、混乱が欧州全域に広がっているため、欧州連合（ＥＵ）議長国スペインのガリド欧州問題担当相は１８日の会見で「欧州の解決策が必要だ」と述べた。欧州委員会のカラス副委員長（運輸担当）も「灰が消えるのを待つわけにはいかない」と事態の早期打開を訴えた。ＥＵは１９日、加盟国運輸相の緊急ビデオ会議を開き、運航再開に向けた行程表の作成を急ぐ。

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>灰が消えるのを待つわけにはいかない


って、消えるの待たなくて大丈夫なのかしら？

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