ダルビッシュ最終戦の先発決定！

必ずつなぐ！ダル、最終戦の先発決定

　巨人の３勝２敗で迎えた日本シリーズ第６戦は７日、札幌ドームで行われる。本拠地に戻って“逆王手”をかけたい日本ハムは第２戦で左臀（でん）部痛から復活したダルビッシュ有投手（２３）が、８日の第７戦に先発することが決定。エースにつなげるためにも第６戦は必勝態勢で臨む。


　新千歳空港にダルビッシュが姿を見せると、ファン約３００人が騒然となった。カメラのフラッシュが無数にたかれ「ダルビッシュ」コールがわき上がる。巨人に王手をかけられた中で、札幌のファンは頼れるエースに熱い声援を送った。


　土俵際まで追いつめられて、流動的だったダルビッシュの起用法も決まった。第６戦はベンチ入りを外れ、８日の第７戦に先発する。「（第６戦は）絶対にない。第７戦に行かせる準備はしてある。球数制限が必要ならば先発でなく、リリーフの可能性もある」と梨田監督。７日に最終決断を下すため含みを残したが、指揮官の腹の中は先発で固まっている。


　吉井投手コーチがその狙いを代弁する。「第７戦まで全体のプランを考えた。第６戦でリリーフに回すよりも、７戦の一発勝負に懸けたい」。ＤＨ制のある本拠地・札幌ドームに舞台は戻り、指揮官は「ホームアドバンテージもあるし本来の野球ができる」と自信を見せる。まずは左腕エース・武田勝にすべてを託し、あとは全員野球でダルビッシュまでつなげれば勝機は広がる。


　「まだ自分の調整が何とも言えない」とエースの状態は万全ではない。電撃復活した１日の第２戦では長期離脱の原因だった左臀部の負担を軽くするため、上体に頼った“キャッチボール投法”でしのいだ。その影響から「体の張りが前と違うところに来ている」（梨田監督）と右肩などにも張りがあるという。


　過去６年で２勝３敗から３球団が逆転で日本一に輝いている。第６戦で負ければ、エースの再登板がないままシリーズは終わってしまうが、ダルビッシュは「みんなでやれば何とかなる」ときっぱり。ナインを信じて出番を待つ。

まずは今日の試合に勝ってその勢いで日本一になってほしいですね(´ー｀)

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