パイロット不足解消へ…年齢上限引き上げ 国交省検討
何でも引き上げだなぁwww
国土交通省が、航空会社のパイロットの年齢上限の引き上げに向けた検討を始めることが26日、分かった。格安航空会社(LCC)の相次ぐ参入などでパイロット不足が顕在化する中、経験豊富な現役パイロットの有効活用につなげる。27日に開く国交省の有識者会議の取りまとめ案に盛り込む。
国交省は、年齢上限を1996年に62歳、2004年に64歳へ順次引き上げたが、運航上の問題は起きていないとみており、一段の引き上げが可能か検討する。定期的に受ける航空身体検査や、現状は60歳時と62歳時に受ける付加検査など、検査のあり方についても議論する。
最近は、LCCでパイロット不足を理由に、ピーチ・アビエーションが5~10月に最大2000便超、バニラ・エアも6月に154便の欠航を決定。また、日本の主な航空会社のパイロットの年齢構成は40代に偏っているため、30年ごろには彼らが高齢化して大量退職する「2030年問題」が懸念されている。