96年の凱旋門賞馬エリシオ死亡
また一頭名馬が逝ってしまった。
96年の凱旋門賞馬エリシオが9日、北アイルランドにあるけい養先の牧場で死亡した。心臓発作の疑い。20歳だった。
ペリエとのコンビで凱旋門賞を制覇し、その次戦には日本に遠征してジャパンCに出走。1番人気に推されるもシングスピール、ファビラスラフインに続く3着(同着)に敗れた。
翌年に社台グループに購入され、日本で種牡馬入り。05年に北アイルランドに売却されている。日本では06、07年の目黒記念を連覇したポップロックなどを輩出、昨年のマイルCSを制したサダムパテックの母の父としても知られる。