千葉高3女子発見 「こんな近くに…」安堵の声広がる
無事に見つかって良かったですね。
7月11日から行方が分からなくなっていた千葉県茂原市の県立高3年の女子生徒(17)が26日、市内の神社の社(やしろ)で保護された。行方不明だった約2カ月半の行動などはまだ不明だが、無事が確認されたことに女子生徒を知る人たちからは安堵(あんど)の声が広がった。
女子生徒が保護された日枝神社は、室内が約3畳の広さの板張りになっている社があるだけで、普段は立ち寄る人もほとんどいないという。
発見した男性(70)は、4日前に境内で行った草刈りの様子を確認するため訪れていた。女子生徒の家族とは知り合いで、「心配していたが、無事で良かった」と表情を緩めた。近所の主婦(42)は「まさかこんな近くにいるとは。何があったのか分からないが、体調が心配」と気遣った。
入院した女子生徒は母親が差し入れたアイスクリームを口にするなどしており、「ずっと一人でいたのか」という捜査員の問いかけには、うなずく仕草を見せたという。女子生徒が通う高校の教頭は「警察や地元の協力で無事保護されたと聞いている。感謝したい」と話した。