札幌市が冬季五輪の開催概要案を発表「持続可能なオリンピックを」 会場はすべて既存施設【換金くん琴似店ブログ】
2030年、冬のオリンピック・パラリンピックの招致を目指す札幌市は最大で全体の2割の経費を減らす開催概要案を公表しました。
札幌市の秋元市長は、29日の会見で、「持続可能な札幌のマチ、そして持続可能な地球環境、そして持続可能なオリンピックパラリンピック、これを実現していきたい」と述べ、2030年の大会を招致するビジョンを示しました。
秋元市長は大会の開催によって、ジュニアアスリートの発掘・育成や次世代交通システムの導入、バリアフリー化や環境技術の発信など、まちづくりへのレガシーがもたらされると説明しました。
開催期間は、札幌オリンピックが2030年2月8日~24日の17日間。パラリンピックが3月8日~17日の10日間です。
概要案で費用総額は2800億円から3000億円。このうち運営費は2000億円から2200億円。
おととし3100億円から3700億円としていた費用の総額は最大で2割強にあたる900億円を削減します。
競技会場は、札幌市内だけではなく、「長野市ボブスレー・リュージュパーク」や「帯広の森屋内スピードスケート場」などを含む13会場で、すべて既存の施設を活用し、施設整備費は800億円としています。
札幌市は来年3月に全道対象に意向調査を行います。2030年の開催地が決まるのは、早ければ来年秋になります。
札幌市が冬季五輪の開催概要案を発表「持続可能なオリンピックを」 会場はすべて既存施設
ご時世的にも、数年かけて客の受け入れ体制を優先して整えたほうが結果的に良さそうですし。