黒髪スプレー、女性従業員のメガネ禁止…非合理な校則、社内ルールを変えられる日本社会にするためには?【換金くん琴似店ブログ】
先月、千葉県議会で浮上した、県立高で起きた“黒染め用スプレー”問題。学校再開時の頭髪検査で髪の明るさが目立った女子生徒について、学校側が「脱色・染髪は禁止」とする校則に違反していると判断。改善を始動したものの、再検査でも引っかかったため、スプレーで黒染めするよう求めたという。それでも変化が見られなかったため、教員たちが生徒の髪にスプレーをかけて黒くしたというのだ。
「茶髪・金髪禁止」「パーマ禁止」「ツーブロック禁止」「ポニーテール禁止」「長い髪はまとめる」「地毛証明書の提出義務(髪色・くせ毛など)」など、頭髪にまつわる校則を定める学校は少なくない。また、「シャーペン禁止」「男女交際禁止」「防寒着は通学時のみ」「外出時は制服着用」「下着の色は白のみ」「タイツはベージュのみ」「日焼け止め・リップクリーム禁止」「置き勉禁止(教科書・辞書は持ち帰る)」など、「意味がわからない」「時代錯誤」など上っている批判を浴びるような校則のある学校もあるようだ。
文部科学省による“校則の定義”は、「児童生徒が健全な学校生活を営み、より良く成長・発達していくため、各学校の責任と判断の下にそれぞれ定められる一定の決まり」だ。その内容・運用については、児童生徒の実態、保護者の考え方、地域の実情、時代の進展などを踏まえたものとなるよう積極的に見直しを行うことが大切とされている。
この点について、元経産官僚の宇佐美典也氏は「高校時代に髪を染めて怒られたことがあるが、その時に“校則は校長が決めるものだが、生徒会を通じて改正の提案をすることができる。そういうアクションを取らずにルール違反するのは正々堂々と戦っていないということだ”と言われた。そうだなと思って、その場で坊主にした。つまり、ルールは守らないといけないし、それを変える手続きがあるかないかだと思う」とコメント。
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黒髪スプレー、女性従業員のメガネ禁止…非合理な校則、社内ルールを変えられる日本社会にするためには?
結局教師世代ではなくその上の世代の凝り固まった理想像の押し付けなんですよねぇ。