「もう二度としません」ガマ損壊少年らが手紙で【換金くん札幌本店ブログ】
太平洋戦争末期の沖縄戦で、住民83人が「集団自決」した沖縄県読谷(よみたん)村の壕(ごう)「チビチリガマ」で7日、慰霊祭が行われた。
昨年9月には、ガマを荒らした少年4人が器物損壊容疑で逮捕される事件が発生。事件後初めてとなった慰霊祭では、少年らの謝罪の手紙が紹介され、遺族らは平和への誓いを新たにした。
チビチリガマでは1945年4月2日、逃げ込んでいた住民約140人のうち、83人が毒薬を注射したり、毛布に火をつけたりして命を絶った。遺族会は毎年4月に慰霊祭を開催。今年は遺族や生存者ら約30人が参加し、ガマの中に入って供物を置き、手を合わせた。
少年らの謝罪の手紙は事件後、遺族会宛てに届いたもので、与那覇徳雄会長(63)が朗読。「ガマがどんな場所かを知らず、形見を壊してしまい申し訳ありません。もう二度とこのようなことをしません」などとつづられ、遺族らは静かに聴き入った。
なにか分からなくても普通は壊さないですよね。