北海・大西、四回途中5失点降板も…今大会527球「やりきった」【換金くん札幌本店ブログ】
第98回全国高校野球選手権大会第14日・決勝(作新学院7-1北海、21日、甲子園)四回途中5失点で降板して敗れたが、北海のイケメンエース、大西はすがすがしかった。
「やりきったという思い。優勝したかったけど、最後は(自分たちを)たたえようかな。高校野球を本当に楽しませてもらいました」
3回戦の日南学園戦から右肘に違和感があり、痛み止めを服用してマウンドに立ち続けてきたが、相手を抑える力は残っていなかった。それでも昨夏は1死も取れず、わずか14球で去った聖地で今夏は527球を投げ、一回り大きくなった姿を披露。卒業後は「大学で」と進学希望を口にした。
降雪でグラウンドが使えず、昨年12月から3カ月以上、体育館での走り込みや筋力トレなど、基礎体力作りと基本練習の反復に終始。周囲から「弱い」と言われ続けてきたが、全国3874校の頂点まであと一歩に迫った。「最低で最高のチームでした」という大西らは、胸を張って北の大地に帰還する。
北海・大西、四回途中5失点降板も…今大会527球「やりきった」
残念でしたが頑張っている姿はかっこよかったですね!