<高齢者死亡>リフト式入浴で大やけど 職員温度確かめず 「換金くん清田区北野店ブログ」
4日午後1時40分ごろ、和歌山市中島の老人ホーム「あかり苑中島」の職員から、「入所者がやけどした」と119番通報があった。消防が駆けつけたところ、入所者の深谷マサコさん(97)が広範囲にやけどを負い、同日夜に病院で死亡した。和歌山県警和歌山東署は司法解剖をして死因などを調べ、業務上過失致死容疑で深谷さんを入浴させた男性職員(37)から事情を聴いている。
同署などによると、午後1時25分ごろ、男性職員がリフト式入浴装置で深谷さんを入浴させたところ、手足をばたつかせたため10~20秒後に引き上げた。深谷さんは脚と腕、腹部などにやけどをし、大やけどの範囲が全身の約4割に及んだ。
施設の運営会社は「お湯の温度設定は42度だったが、入浴時は48度ぐらいになっていたとみられる。通常は職員が湯の中に手をつけて温度を確かめるが、この男性職員は肌が弱く、手袋をはめていた」と話している。
深谷さんは言葉に障害があり、寝たきりの状態だったという。同ホームでは、1人が入浴するごとにお湯を入れ替えており、深谷さんはこの日の午後最初の入浴者だった。
現代版五右衛門風呂(´Д`)
<高齢者死亡>リフト式入浴で大やけど 職員温度確かめず