【米大統領選】本命の民主党候補、クリントン氏 「トランプ旋風」に予断許せず【換金くん琴似店ブログ】
“【ワシントン=青木伸行】民主党の候補指名獲得が確実視されるヒラリー・クリントン前国務長官は、すでに「クリントン対トランプ」を想定し、ドナルド・トランプ氏への「口撃」を強めている。
この顔合わせに関する世論調査では、今のところクリントン氏がリードしているが、本選で追い上げられる可能性も指摘されており、陣営にとっては予断を許さない。
「ロシアと中国は、世界的な同盟網が米国の戦略の強みだと分かっている。同盟に背を向ければ危険なシグナルを送ることになる。米国の安全は損なわれ、世界はより危険になる」
米国初の女性大統領を目指すクリントン氏はこのところ、以前にも増してトランプ氏の外交政策などを声高に批判している。
政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、「クリントン対トランプ」を想定した最近の各種世論調査の平均では、クリントン氏がトランプ氏を6・2ポイント上回っている。ただ、トランプ氏(41%)がクリントン氏(39%)を逆転した調査結果(ラスムッセン・リポート)もある。
こうしたことなどから、民主党関係者は「国内に充満する現状への不満を考えれば、本選は接戦になると覚悟する必要がある。トランプ氏を見くびるのは間違いだ」と警鐘を鳴らす。
クリントン氏らエスタブリッシュメント(支配階級層)への反感と、既存政治への批判を背景とするトランプ旋風が、本選でも吹きかねないというわけだ。
また、政治アナリストのチャーリー・クック氏は「クリントン氏にとり、サンダース氏支持の無党派層などを、いかに糾合するかが課題だ」と指摘する。「クリントン嫌い」は5割以上にのぼり、足場を固めることが先決だといえる。”
【米大統領選】本命の民主党候補、クリントン氏 「トランプ旋風」に予断許せず
トランプ大統領・・・だんだん現実味を帯びてきましたね・・・