アサヒと大塚製薬、飲料販売で自販機相互利用へ
良い考えですね!
清涼飲料業界3位のアサヒ飲料と、スポーツドリンクのポカリスエットなどを販売する大塚製薬が、飲料販売で提携することがわかった。
それぞれが展開する自動販売機に商品を供給しあう。値引きが行われやすいスーパーなどと異なり、自販機は定価で販売しやすく、メーカーにとり利益を確保しやすい。人口減で国内市場が伸び悩む中、自販機を巡る業界の競争が激しくなりそうだ。
アサヒ飲料は、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」や缶コーヒー「ワンダ」など幅広い飲料を製造・販売している。大塚製薬はポカリスエットやオロナミンCなどの品ぞろえがある。3月からアサヒの自販機でポカリスエットを、大塚製薬の自販機でワンダを販売する。
スポーツドリンクは、ポカリスエットと日本コカ・コーラの「アクエリアス」が双璧で、アサヒは手薄だった。大塚製薬は、消費者が自販機で買うことの多い缶コーヒーのワンダで品ぞろえを補う。今後、提供しあう商品の拡大などを検討する。