「基準なき国葬」禍根残す　与野党にルール化探る動き【換金くん札幌本店ブログ】

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“時事通信
　安倍晋三元首相の国葬は世論の賛否が真っ二つに割れた。

　そもそも首相経験者の葬儀が国葬になじむのか、議論が深まっているとは言えず、開催基準が曖昧なまま政府が国会に諮ることなく閣議で開催を決めたことが政治問題化した。国葬のルール策定を求める声が与野党の一部から上がっているが、具体化は見通せない。

　政府が国葬の法的根拠に挙げた内閣府設置法4条は、内閣府の所掌事務として「国の儀式」を規定。だが、儀式の定義や対象は明示していない。国葬とする基準について、首相は今月8日、衆参両院で行われた閉会中審査で「その時々の政府が総合的に判断するのがあるべき姿だ」と主張したが、野党は「内閣の恣意（しい）的判断でできることになる」などと反論、平行線をたどった。

　「国権の最高機関」たる国会を軽視する首相の姿勢も目に付いた。安倍氏の死去から6日後の7月14日の記者会見で国葬を行うと表明し、同22日に閣議決定。反対論の高まりを受け、衆参議院運営委員会で説明したのはそれから48日後のことで、質疑はわずか3時間程度。十分な議論も議決もなかったことは、国民の理解を一層遠ざけた。

　国葬の是非をめぐり世論が分断された反省から、ルール策定が必要だとの認識を示す与野党幹部もいる。自民党の世耕弘成参院幹事長は27日の会見で「国葬のルールを政府や国会で議論していけばいい」と指摘。基準として首相在任期間を挙げ、「一定の長さがあれば国葬で送るべきだ」と語った。

　日本維新の会の藤田文武幹事長は28日の会見で、国葬の手続きを定めた法案を10月3日召集の臨時国会に提出する考えを明らかにした。国民民主党の古川元久国対委員長も記者団に「ルール化は大事だ」と述べた。一方、立憲民主党の泉健太代表は27日、「どの首相経験者も等しく扱うべきだ」と記者団に語り、国葬ではなく内閣葬とするよう主張した。

　1967年に行われた吉田茂元首相の国葬後、複数の閣僚が基準策定や法制化に言及しながら、議論が進まなかった経緯がある。自民党の閣僚経験者は「基準に当てはまれば自動的に国葬になるのか」とルール化に疑問を呈した。

　政府は国葬について検証を行い、結果を公表するとしている。首相は28日、東京都内で講演し、「どういった法的根拠、思いで国葬を行ったか。記録として残すことが今後の議論に資する」と語った。ただ、松野博一官房長官は会見で「具体的な進め方は今後検討する」と述べるにとどめた。　”

やつらが日本の「ルール」ですから言っても無駄でしょうねｗｗｗ

「基準なき国葬」禍根残す　与野党にルール化探る動き



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