阪神・及川が右脇腹負傷で、まさかの離脱　開幕は「いや、もう無理でしょ」と矢野監督【換金くん清田区北野店ブログ】

阪神・及川雅貴投手（２０）が１５日、右脇腹の筋挫傷のため、１軍本隊を外れ、鳴尾浜で別メニュー調整となった。貴重な中継ぎ左腕として存在感を示していたが、１３日の巨人戦（甲子園）に登板後、張りを覚えた。２５日のシーズン開幕には絶望となった。

シーズン開幕が迫る中、ブルペン陣にぽっかりと穴が空いた。及川にアクシデント－。１軍が福岡遠征の中、左腕は鳴尾浜にいた。２軍の練習開始前にグラウンドに姿を見せたが、すぐに虎風荘へ。ペイペイドームで球団が事情を説明した。

「１３日の登板後に右脇腹に張りを感じ、兵庫県内の病院を受診した結果、右脇腹の筋挫傷と診断。今日から別メニューです」

違和感を覚えたのは１３日の巨人戦。九回に登板し、１回を１安打無失点と好投した直後だった。ソフトバンク戦を終えた矢野監督は、左腕の開幕１軍について「いや、もう無理でしょ」と構想から外す考えを明かした。

３月２５日のヤクルトとの開幕戦（京セラ）でのベンチ入りは絶望となった。昨季は３９試合に登板し、２勝３敗、防御率３・６９。今季は先発に挑戦したが、再びブルペンへ。適性を発揮してオープン戦４試合で計５回を無失点と、戦力であることを証明していたが…。

指揮官は「やったものはしようがない。本人が一番悔しいと思う。早く帰ってきてくれたらいいし、ある意味、他の選手はチャンス。及川が帰ってきても戻さないようにするような競争ができればいい」と前を向いた。

左のリリーフが少ない。マイペース調整を続けている岩崎は開幕１軍決定的。だが、勝ちパターンとして計算されていた岩貞は左太もも裏を痛め、開幕は絶望的。オープン戦ではともに変則左腕の渡辺や岩田もアピールしているが、２人とも育成枠。及川が抜けるのは痛い。ブルペン陣の再整備は急務になる。

及川は鳴尾浜の施設内で治療に専念した。「３・２５」に向けてブルペン陣の不安を解消したい。

阪神・及川が右脇腹負傷で、まさかの離脱　開幕は「いや、もう無理でしょ」と矢野監督

可能性はほぼないですがなんとか開幕戦までには復帰してもらいたいところです。。。