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想像してたのと違う…? だけど超面白かった「原作ものファミコンソフト」3選【換金くん琴似店ブログ】

 アニメやマンガ、映画作品などを原作にしたゲームのことを「原作モノ」や「キャラゲー」などと呼ぶことがあります。現在もさまざまなジャンルでキャラゲーがリリースされていますが、ファミコンの時代には「キャラゲーはクソゲー」なんて乱暴な言われ方をされたことも……。
 当時はハード性能の低さもあって、原作の魅力を引き出せないファミコンソフトがあったのは事実。しかし、そんなファミコン時代のキャラゲーの中にも面白い作品がいくつもあります。しかも、それまでのゲームの常識になかった斬新なアイデアや、ヘタをすると原作以上の面白さを持つキャラゲーも存在しました。
 そこで今回は、個人的に型破りながらも面白いと感じた原作モノのファミコン3作品をご紹介したいと思います。

 最初に紹介するのは、高橋陽一氏によるサッカー漫画の金字塔をゲーム化したファミコンソフト『キャプテン翼』(テクモ)。
『キャプテン翼』は選手の移動にこそ十字ボタンを使いますが、パスやシュートなどはコマンド選択式。ほかの選手はオートで動くという誰も見たことのない斬新なゲーム性。
 最初は面食らったものの、画面に映るキャラクターたちは、漫画やアニメの『キャプテン翼』ばりのアニメーションで再現。これはサッカーゲームではなく、言ってしまえば『キャプテン翼』という独自のゲームジャンルであり、これ以外の『キャプテン翼』ゲーはありえないと思うほどの面白さでした。

 続いて紹介したいのは1989年にカプコンから発売されたファミコンソフト『天地を喰らう』です。原作は本宮ひろ志氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していた、三国志をモチーフにした同名漫画。
 当時、三国志のゲームといえば、光栄の『三國志』やナムコの『三国志 中原の覇者』などの歴史シミュレーションゲームが定番だったので、カプコンの『天地を喰らう』を見たときは驚きました。
 ファミコンの『天地を喰らう』は、なんと『ドラクエ』タイプのRPG。でもフィールドマップは『ドラクエ』の倍ほどの移動速度。そして「そうこうげき」というオートバトル機能もあり、プレイ感覚は本当に快適。
 その戦闘も個性的で、武将の保有する「兵数=HP」になっています。面白いのがHP(=兵数)が高いほど攻撃力が高く、HPが減ると攻撃力も下がっていくという、生きていれば一定の力を発揮する従来のRPGのキャラとは違う面白いシステムでした。

 最後に紹介する1本は、故・伊丹十三さんが製作総指揮、黒沢清氏が監督を務めた同名映画が原作の『スウィートホーム』(カプコン)です。この映画は宮本信子(76)、故・山城新伍さん、古舘伊知郎(67)らが出演したホラー作品ですが、個人的にはそこまで怖さは感じませんでした。
 しかしアドベンチャーゲームではなく、ホラーRPGとしてファミコンで発売された『スウィートホーム』のほうは文句なしの恐ろしさ。サウンドや効果音の使い方が絶妙で、怖さを演出する不気味なグラフィックは超一級品。さらにのちの『バイオハザード』にも影響を与えた、扉がゆっくりと開くアニメ演出など、映画以上のホラー感がありました。
 また、キャラクターを2つのパーティに分けて探索する戦略性や、館内で拾ったアイテムを取捨選択する戦術性は、RPGとしても斬新。個人的には原作映画を上回る楽しみを与えてくれた一作です。


想像してたのと違う…? だけど超面白かった「原作ものファミコンソフト」3選
「美味しんぼ」なんてのもありましたよ・・・(笑)?

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