JR北海道、不手際認める 札幌―新千歳間、運行再開見通しに甘さ【換金くん札幌本店ブログ】
JR北海道の島村昭志工務部長は24日の記者会見で、記録的な大雪で運休となった千歳線札幌―新千歳空港間の運行再開の見通しが二転三転したことについて「発表は的確ではなかった」と不手際を認めた。見通しの甘さと発表の遅れが新千歳空港に約4千人の利用客が滞留する一因となったのは明らかで、広報体制の見直しが急務だ。
同社は当初、札幌―新千歳空港間について22日昼ごろの再開を目指すとしていたが、連日の発表のたびに先延ばしに。除雪にかかる時間は「毎日作業している社員の感覚的なもの」(島村氏)で予測していたが、結果的に大雪の影響を見誤った形となり、最終的に除雪と安全確認が終わったのは24日午前1時すぎだった。
さらに島村氏は23日の除雪の遅れについて「恵み野―島松間の約2キロ弱を残し、除雪車両の調子が悪くなった」とも説明。連日の大雪で長時間稼働し続けたことが不具合の原因とみられ、近くにいた別の除雪車両を現場に移動して急場をしのいだという。
千歳―北広島の踏切上の雪が車の通行で踏み固められたことも支障になったといい、「そのまま列車を運行すると脱線の可能性があった」と理解を求めた。
JR北海道、不手際認める 札幌―新千歳間、運行再開見通しに甘さ
甘さというより誰しもが想定以上の雪害だったと思います。除雪中にもかなり降ってましたし。
これでも最小限に抑えてくれたのではないでしょうか。