移動販売車でエゾ鹿ホットサンド 新得の上田精肉店【換金くん札幌本店ブログ】
北海道新得町内の上田精肉店(上田隆史社長)は、移動販売車「キッチン燈(あかり)」の運営を始めた。エゾシカ肉100%のソーセージが入った「エゾ鹿ホットサンド」(500円)を商品化。上田社長(47)は「ボリューム満点のホットサンドで地域を盛り上げたい」と意気込んでいる。
コロナ禍の影響で町内のイベントが中止されるなど同店の販売も打撃を受け、危機感を抱いた上田社長が「ピンチをチャンスに変えたい」と移動販売車(キッチンカー)の導入を決意。「町に活気を取り戻し、明かりを明かりをともしたい」との思いも強い。昨年からオープン準備を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で出店が今年にずれ込んだ。その間、同店で料理を担当する佐々木陽一さん(55)を中心に、従業員らが試行錯誤しながら商品の研究をしてきた。
同店はエゾシカ肉の販売もしており、人気がある。ソーセージの加工は鹿追ソーセージファクトリー(鹿追町)に委託した。赤肉のうま味のあるジューシーな鹿肉ソーセージをメインに、チーズやオニオン、ピーマン、シメジなど5品目の具材を挟んでいる。
仕上げにトマトベースの特製ソースをからめ、焼き目のついたカリッとした食感のホットサンドが完成した。5、6の両日、サホロリゾートスキー場(町狩勝高原)の駐車場で初出店したキッチンカーには、ホットサンドを買い求めるスキーヤーらが列をつくった。町内の川畑蒼助ちゃん(6)と弟の海(うみ)ちゃん(4)は「いっぱい入ったソーセージがおいしかった」と笑顔だった。
上田社長は「(コロナが収束したら)イベントで町民の笑顔に接したい。今後もメニューを広げて地域の活性化につなげたい」と話している。同スキー場での移動販売は今月末までの土・日曜と11日(祝日)の午前11時~午後3時。問い合わせは同店(0156・64・5107)へ。
移動販売車でエゾ鹿ホットサンド 新得の上田精肉店
個人的に気になってた商品。いずれ札幌にも来て欲しい!