惜しまれつつ解体されたJR新十津川駅…その跡地に新たな計画【換金くん琴似店ブログ】
去年、廃止されたJR札沼線の新十津川駅の跡地で、今、新しい街づくりが始まっています。
午前10時に出る「日本一早い最終列車」で知られた新十津川発石狩当別行き。最後の運行は、去年4月17日。文字通りの「最終列車」でした。
新十津川駅の駅舎が解体されたのは今年7月です。「ずっと地域おこし協力隊として3年間あそこで働かせてもらっていてさびしいですね、あっという間に駅舎がなくなってしまったので、あっという間に思い出が壊される」(新十津川町地域おこし協力隊・阿部武大さん)
「いたわしいけどね、仕方がない。これも時代の流れだ。いったんはさみしい思いをするけど、駅を片づけたら向こうの人たちもこっち来るようになるし」(町民)
新十津川の駅舎も解体され、すっかりと更地となりました。周辺では道路や宅地を整備するなどの再開発作業が行われています。
地元の人が再開発に期待するのは、鉄道で東西に分断されていた地域課題の解消です。
「JRの敷地で東西の交通が分断されていた。基本的に西側には小学校、中学校があり、東側には病院とか関連の施設があったので、通行の利便性を考えて、新しく道路を新設する予定です」(新十津川町建設課・板倉和彦技術主任)
愛着を抱く人も多い駅の跡地については…「既存のホームを残し、線路も一部残して駅があったという記憶を残したいなという、たくさんの方が来ていただけるような公園を整備したい」(新十津川町建設課・板倉和彦技術主任)
乗客の数は少なかったものの、多くの人の記憶に深く刻まれた新十津川駅。駅舎が新たな公園に生まれ変わるのは2年後の予定です。
惜しまれつつ解体されたJR新十津川駅…その跡地に新たな計画
愛国駅などの特徴あるわけではない駅舎なのでこれからが大変でしょうね。