「10日前に必要だった」政府のスピード感に不満あらわ【換金くん琴似店ブログ】
(鈴木知事)「北海道をはじめとする地域にまん延防止等重点措置。これを速やかに決定してほしい。先手で対策を講じていくことが重要だと思っている」
7月に入って最多となる260人の感染が確認された北海道。
押し寄せる「第5波」への警戒は一層、強まっています。(鈴木知事)「この第5波は我が国において最大の感染の波になる恐れがある」
感染状況の悪化からこれまで北海道への「まん延防止」措置に慎重な姿勢を示していた政府は、一転して適用を視野に検討を進めています。
しかし、すでに2度に渡って要請している鈴木知事は、政府の対応の遅さに不満をあらわにしました。(鈴木知事)「もっと言えば10日前に必要だったと思っている。連休の前にやるべきだったと思っている。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を決定するのは知事ではない。国が決定をする。決定しなければ対策ができない。歯がゆい状況にある。様々な検討事項があると思うが、感染者数も日々変わってくる。急激に増加したときは当然のことながら機動的に対応すべき」
こうしたなか北見市は「まん延防止」が適用された場合、対象地域とするよう北海道に要請しました。
北見市内では飲食店でクラスターが発生するなど、7月に入って感染者数が急増しています。(北見市 辻直孝市長)「時短要請などの適用も可能になると思う。それには財源も関係してくる。それらを要請した」
北海道は現在、札幌市のみを対象とする方針ですが、今後各地の感染状況をみながら判断することになります。
第5波の脅威にさらされる北海道。
菅首相は30日にも「まん延防止」適用の可否を決める方向で、調整を進めています。
「10日前に必要だった」政府のスピード感に不満あらわ
五輪鈍化でしょうね。知事の思惑として早めに落ち着かせて今年のお盆は…とかあったかもしれませんよね…。