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マイコンソフトが移植したPC-8801版『ディグダグ』、テープ版のロード時間は15分!【換金くん琴似店ブログ】

 当時の懐かしい広告とゲーム画面で、国産PCの歴史とノスタルジーに浸れる連載コーナー。今回は、マイコンソフトから発売されていた『ディグダグ』の、PC-8801版を取り上げます。
 マイコンソフトといえば、ナムコのアーケードタイトルを数多くパソコンへと移植してきましたが、最初期のラインナップとしてリリースされたうちの1作品が、この『ディグダグ』です。最初にPC-8001対応版が発売されましたが、その後にX1版とPC-8801版が登場しています。ちなみに、PC-8801対応版が実行可能なのはPC-8801とPC-8801mkIIのみで、PC-8801mkIISR以降の機種ではプレイ出来ません。また、テープ版のロード時間はかなり長い部類に入る、約15分(!)でした。
 プレイしてみると、アーケード版『ディグダグ』を経験している人には、ちょっと物足りなさを感じる仕上がりだったかもしれません。中でも一番の困りごとだったのは、モンスターを倒したりベジタブルターゲットを取った時に、ビープ音が鳴ってゲームの進行が一瞬止まることです。さすがにこれは、何とかしてほしかったと思いました。モンスターのアルゴリズムがアーケード版と違うのは、慣れるとこれはこれで面白く感じられたので、ある意味なかなか絶妙な移植だったのかもしれません。


マイコンソフトが移植したPC-8801版『ディグダグ』、テープ版のロード時間は15分!
昔は劣化移植がベースでしたが・・・テープ(笑)。

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