札幌市 4日連続20人前後見通し…前週と”同規模”「まん延防止措置」期限まであと1週間【換金くん清田区北野店ブログ】

　札幌市で7月5日、新型コロナウイルスの新たな感染者が20人前後になる見通しであることがわかりました。

　50人を下回るのは16日連続ですが、前週の20人と同規模になる見通しです。1か月余りに及んだ緊急事態宣言が解除され、6月21日から「まん延防止等重点措置」へ移行して15日目で解除まで1週間。4日連続で20人前後となります。

　まん延防止等重点措置の適用対象は「札幌市」で、飲食店などへの酒類提供は感染対策の一定の要件を満たせば午後7時まで可能になります。（利用は4人・2時間以内、アクリル板設置など）期間は7月11日までです。

　札幌市以外の石狩地方、旭川市、小樽市の9市町村は「経過区域」として、飲食店などでの酒類の提供は午後8時までとします。

　札幌市では7月4日、新たなクラスターは確認されていません。

　感染力が強いとされるインド型の変異ウイルス（デルタ）は、6月29日に関西圏との往来歴のある40代の男性が、7月2日に北海道外からの旅行者の30代女性が感染した疑いがあることがわかり、この女性は4日「インド型」の感染が確定しました。

　これで北海道内では「感染」1人、「感染疑い」1人となりました。

　札幌市の使用病床数は7月3日時点ですぐに対応できる547床中119床で、約22％まで下がり、病院以外の宿泊施設や自宅で療養・待機している人も7月4日時点で224人と前日から46人減少しました。

　北海道全体の感染者数は減少傾向で、7月4日は14日連続で50人を下回りましたが、3日ぶりに前週の同じ曜日を札幌市とともに上回りました。3日の死者は70代と80代の計2人。11日連続で5人以下ですが、全国6人に対し北海道が約3割となりました。

　感染経路不明の割合は4日までの1週間で45.9％と、北海道独自の警戒ステージ4の指標50％に近い数字となっています。

　ワクチン接種を進める札幌市は16歳以上のすべての市民に7月13日以降、順次接種券を送付するとしていて、予約キャンセルに備えた「ワクチンロスゼロセンター」を7月1日に開設しました。

　毎日平日の午後3時にLINE、ツイッター、ホームページで空き枠を公表し、午後4時まで16歳以上の接種希望者からの電話を受け付け、午後4時30分以降に医療機関での接種を進める流れです。接種券は不要としています。次回は5日（月）です。

　電話受け付け番号：011-211-3539

　政府は「緊急事態宣言」を沖縄県を除き解除。北海道を含めた7都道府県を「まん延防止等重点措置」へ移行させました。これまで適用されていた3県を加え、計10都道府県としました。北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県、埼玉県、千葉県、神奈川県が対象です。

　東京都では感染者の増加傾向がみられる一方、北海道は減少が続いていて、政府は予定通り11日で北海道の「まん延防止等重点措置」の適用を解除する方向で検討を進めています。

札幌市 4日連続20人前後見通し…前週と”同規模”「まん延防止措置」期限まであと1週間

まん延防止で感染者が増大しないためにもワクチン接種を進めてほしいですね。。。