インディ500、今季は徹底したコロナ対策を実施。13万5000人の観客動員を予定【換金くん琴似店ブログ】
今季のインディカー・シリーズ第6戦として、5月30日に決勝レースが予定されている第105回インディ500は、会場であるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)の最大収容人数の40%にあたる13万5000人のファンの入場が許可されるようだ。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が優勝した昨年のインディ500は、8月に開催が延期された上、無観客で開催された。10月にはIMSのロードコースでダブルヘッダーのレースが行なわれたが、この際は1日あたり1万人のファンが入場できた。
今年は例年通り、5月末の開催に向けて準備が進められているが、インディアナ州および地域の保健当局との緊密な協議により開催計画が策定され、マリオン郡公衆衛生局の承認も受けているという。
入場者数の制限に加え、会場内ではマスクなどの着用を義務化、入場時の体温チェック、グランドスタンドを含むサーキット全域でのソーシャルディスタンス確保といった対策を実施。芝生席の開放やレース当日の一般入場券の販売は行なわず、手指用の消毒液や洗浄ステーションを用意するなど、清掃・衛生管理を徹底することで安全にレースを開催することを目指している。
またIMSでは4月24日から30日まで新型コロナウイルスの予防接種を行なっており、5月1日から27日の間も、特定の日付で大規模に予防接種を実施していくという。IMSとインディカー・シリーズは、観戦するファンやインディアナポリス市民に向け、すぐに予防接種を受けてもらえるようメディア・キャンペーンを展開している。IMSのプレジデントであるJ.ダグラス・ボールズは次のように述べている。
「ファンは我々にとっての全てだ。今年のインディ500で、そんなファンを『お帰りなさい』とお迎えできるのが待ち遠しい」
インディ500、今季は徹底したコロナ対策を実施。13万5000人の観客動員を予定
今年も世界最速のオーバルレースに期待高まります!