桃田賢斗、交通事故を経て４３０日ぶり国際大会白星…世界２６位をストレート圧倒で復帰戦勝利【換金くん札幌本店ブログ】

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◆バドミントン　全英オープン　第１日（１７日、バーミンガム）

　各種目の１回戦が行われ、男子シングルスで世界ランク１位の桃田賢斗（２６）＝ＮＴＴ東日本＝は、同２６位のＫ・パルパッリ（インド）を２１―１３、２２―２０のストレートで下し、２回戦（１８日）に進んだ。国際大会での白星は、昨年１月に交通事故に遭う直前のマレーシア・マスターズ決勝（２０年１月１２日、Ｖ・アクセルセン戦）以来、４３０日ぶり。事故で右眼窩底を骨折して以来の国際大会復帰を快勝で飾った。

　「やっと試合ができるなというのと、不安もすごくあるけど、自分ができることを精いっぱいやってこられたらいいと思う」。桃田が、有言実行の完全燃焼で復帰戦白星を手にした。世界２６位の相手に第１ゲームは序盤こそ競り合ったが、中盤以降一気に突き放す横綱相撲。第２ゲームは序盤からリードを奪う展開。終盤は追い上げられたが、リードを守って勝ちきった。

　昨年１２月の全日本総合選手権（東京・町田市）で実戦復帰し、優勝。今年１月のタイ遠征で国際大会復帰のはずが、自身の新型コロナ陽性反応で遠征自体が中止になった。約２週間の隔離療養を経て、順調に今大会へ調整。日本代表の朴柱奉ヘッドコーチも「今は体、コンディション全部いいと思う。バドミントンのことだけでなく、筋肉量も合宿期間中にチェックしたけど、前より良かったと思う。今回合宿を見ても体がけっこう軽いし、動きのスピードも前より良かった」と信頼感を口にしていた。

　今夏の東京五輪出場権は、既に確実としている。「もう完全に、どこも痛いところもないし、調子も悪くない。完全に復活した自分を見てもらいたいのと、少しでも成長した自分を見てもらえたらいい」と語っていた王者は、世界の舞台でも復帰の第一歩を力強く踏み出した。

復帰戦を勝利で飾りましたね！オリンピックにも期待しちゃいます！

桃田賢斗、交通事故を経て４３０日ぶり国際大会白星…世界２６位をストレート圧倒で復帰戦勝利



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