「道銀の通帳を持ってますよね?」持っていた80代女性、通帳とキャッシュカードだまし取られる【換金くん清田区北野店ブログ】
警察を名乗る男が「道銀の通帳を持ってますよね?あなたの口座からお金がおろされています」などと電話でウソをつき、札幌市白石区の80代の女性が通帳とキャッシュカードをだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、16日、札幌市白石区に住む80代の女性の自宅に警察職員を名乗る男から「道銀の通帳を持ってますよね?あなたの口座からお金がおろされています。裁判所に行って手続きをすればお金は保証されます。別の者を向かわせますので、通帳とキャッシュカードを渡してください。口座番号と暗証番号も教えてください」などと話す電話がありました。
女性がこの電話を受けていると、30代から40代とみられる男が女性宅を訪ねてきました。女性は道銀の通帳を持っていたので、電話で指示された通り、訪ねてきた男に預金通帳1冊とキャッシュカード1枚を手渡し、暗証番号も教えてしまいました。現金の被害は今のところ確認されていません。男は紺色のジャンパーとズボン姿だったということです。
事件は、女性の夫の訪問介護士が女性宅に電話したところ、長時間にわたって話し中だったため、女性に当時の状況を尋ね、不審に思ったことで発覚しました。
北海道では、14日にも「東京で詐欺の犯人が捕まりました。道銀のキャッシュカードを持っていますか?金融庁の者が確認に行きます」などと話す警察を名乗る男の電話などで登別市の80代の女性が道銀のキャッシュカードをだまし取られる事件があったばかりです。
また、札幌白石警察署の管内では、今回と同様の予兆電話が増えていて、警察が電話で通帳やキャッシュカードを渡して欲しいと言うことはないので、そうした電話があったら詐欺と思い、すぐに近親者や警察に連絡してくださいと呼びかけています。
「道銀の通帳を持ってますよね?」持っていた80代女性、通帳とキャッシュカードだまし取られる
全てコロナのせいなのでしょうか?