変異株、道内で初確認 新型コロナ 札幌、小樽の13人【換金くん清田区北野店ブログ】
道と札幌市の簡易検査で新型コロナウイルス変異株の疑いがあるとされた感染者13人について、国立感染症研究所（東京）が全員を変異株と確認したことが9日、道や札幌市などへの取材で分かった。道内での変異株の確認は初めて。
道は新型コロナ感染者のうち、変異株が確認された道外地域と行き来があった人らを対象に、変異株かを簡易的に調べるスクリーニング検査を2月1日から道立衛生研究所で実施。札幌市は市内関係分を同28日から市衛生研究所で始めた。今月4日に札幌市分で初めて疑い例が判明し、7日までに同市の12人と、道が検査した小樽市の1人の計13人が疑い例として報告された。
道立衛生研がこれらの検体を遺伝子解析し、データを国立感染研に送付。全員が変異株と確認された。
変異株は英国や南アフリカ、ブラジルなどで報告され、今回確認された13人は全て英国型だった。英国型は感染力が従来型より最大70％強いとされる半面、ワクチンは有効とされる。全員が医療機関に入院している。
厚生労働省によると、変異株は昨年12月25日に初めて国内で確認され、今年に入って全国で増加。3月5日時点で、国内で確認された変異株の感染者は空港検疫を除き20都府県の194人に上っている。（岩崎あんり、中村征太郎、小森美香）
道内でも見つかってしまったのは少し不安ですね。。。