【ワタシと嵐】駒井千佳子さん、休止発表会見で見せたテレパシーのような見事な連係プレー「嵐でしか見たことない」【換金くん清田区北野店ブログ】

年内で活動を休止する嵐とゆかりのある関係者が語る「ワタシと嵐」。長年、ジャニーズアイドルを取材してきた芸能リポーターの駒井千佳子さん（５５）は、数あるグループの中でも「嵐は特別」と言い切る。デビューから活動休止会見まで、至近距離で５人を見てきた駒井さんが感じた嵐のすごみとは。

　２０１９年１月２７日夜、休止発表会見に駆けつけた駒井さんは「最初は本当に驚きましたが、会見のやりとりを聞いていて、話し合いをして考え抜いて決めたんだなと、納得しました」と振り返る。「もう一度見てもらうと分かるんですが、誰もかんだり、発言が重なったりしてないんです。合図するでもなく『その質問に答えるのは僕』って感じで、自然に誰かがマイクを口に持っていく。テレパシーかなというくらいの見事な連係プレー。これは嵐でしか見たことがないですね」

　嵐が国民的アイドルになれた理由は「彼らの変わらない態度かな。ファンにも私たちにも。天狗になることなく、ずっとフラット」という。ブレイク前の日本テレビ系「ザ・ワイド」出演時。当時は嵐の控室がなく、駒井さんは二宮和也、櫻井翔とスタジオ前の部屋にいた。「スポーツ新聞で華々しくデビューしたＫＡＴ―ＴＵＮの記事を見て『すげえなあ、ＫＡＴ―ＴＵＮ』『俺たちとレコード会社一緒なのにね。すげえよなあ』って、２人で話してるのがおかしくて。全然飾らない人たちだと思って見てましたが、今もそこは変わらないです」

　プライベート機でのツアーに同行取材した時の光景も印象的だった。「２人がけの席が並んでたんですが、５人がどの組み合わせで座ってもしっくりくる。誰と誰が仲が良いとか悪いとかがない。松潤（松本潤）が言ってたんですが、ライブのリハーサルとかでメンバーの誰かに文句を言うと、別の誰かが『そんな言い方はかわいそうだよ』と言うからケンカにならないって」

　ともに頂点を極めたＳＭＡＰとの違いが、嵐の魅力を物語る。「ＳＭＡＰは木村（拓哉）君と中居（正広）君という突出したスターがいる分、ピリピリ具合はあって取材に行く時は本当に緊張した。５人そろった時のオーラはのけぞりそうになるくらい怖くて、後ずさりしないように足を踏ん張ってました。嵐はそこが真逆。５人が温かく迎えてくれて、質問も誰かがまとめてくれるから楽でしたね。そういう意味で、ＳＭＡＰは昭和、平成通して最後のスターで、嵐は国民的アイドルなんです」

　改めて休止の意味については「人気絶頂で休止するのは、ものすごい勇気がいること。何年か先に振り返ったときに嵐の決断ってすごかったんだなって思う気がする。アイドルも高齢化していく中で引き時のモデルを作った。アイドルの働き方改革」と分析する。そして今後の復活はあるのか。「いつかあると思いますが、プレッシャーは掛けたくない。まずは休んでほしい。特にこの２年大変だったと思う。新しいものを見せたり、コロナ禍でファンとどう向き合うかとか。ファンファーストという姿勢を維持するのは大変な努力がいること。だからしばらく休んで、彼らのタイミングで復活してくれたら。せかさない、せかさない」

　◆駒井　千佳子（こまい・ちかこ）１９６５年９月７日、山梨県生まれ。５５歳。フェリス女学院短大卒業後、会社員を経て、テレビ朝日甲府支局で記者兼リポーターに。その後、ＴＢＳ系「スーパーワイド」、日本テレビ系「ザ・ワイド」などで活躍。現在は日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」などに出演中。

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【ワタシと嵐】駒井千佳子さん、休止発表会見で見せたテレパシーのような見事な連係プレー「嵐でしか見たことない」

あと数日で嵐も活動停止ですね。。。