カズ長男が俳優正式デビュー「やると決めたらやる」 【換金くん札幌本店ブログ】
横浜FCのFWカズ（三浦知良＝53）の長男三浦りょう太（22）がこのほど正式に俳優デビューした。俳優になり初のインタビューで、日刊スポーツなどの取材に応じた三浦は「エンターテインメントが大好き。やると決めたらやる」と、俳優の道で生きる決意を語った。父や母でモデル三浦りさ子（52）も挑戦を見守ってくれているという。
三浦は、先日放送された日本テレビ系「24時間テレビ43」のドラマパート「誰も知らない志村けん－残してくれた最後のメッセージ－」で、主演の重岡大毅が演じたテレビディレクターの後輩を演じた。昨年、TBS系「グランメゾン東京」にも出演したが、今回は芸能事務所トップコートに正式所属後、初の芝居となった。「プレッシャーはすごかったですが、へなっちゃうのは失礼。できる精いっぱいのことをやりました。楽しい現場でした」と強心臓を見せた。
高校3年までサッカーに親しみブラジルに短期留学したこともあった。同じように好きだったのがテレビやドラマ。家族皆がドラマにのめり込んだこともあり「出る側として作りたい」という思いを強くした。
2年前のクリスマスパーティーで知人に誘われ、数日後、トップコートのオーディションを受けた。三浦は「お芝居や演技のことを学べるワークショップだと聞いていましたが、行ってみたらオーディションでした」と振り返った。いきなりきたチャンスだったが逃さずものにした。現在は演技やダンス、殺陣などを学んでいる。
両親ともに、どんなことでも頑張っていることが大事という方針。俳優になることについて、父は「地道に頑張れ」、母は「いいんじゃない」と応援してくれているという。事務所の先輩、菅田将暉には「個性を大事に」と声を掛けてもらった。
明るくて積極的、サービス精神旺盛だ。コロナ禍で外出できない時、「所属会見動画」を提案し、意気込みを語る様子を自宅で撮影した。スナックや昭和歌謡も好きで「お酒は飲めないんですが、カラオケでは自分に酔って歌ってます」と笑わせた。
あこがれはTOKIO長瀬智也。また、本名の良太からりょう太を芸名にしたのは、人気漫画「シティーハンター」の主人公、冴羽りょうから。2人とも男っぽくてコミカルな面も魅力的だ。三浦は「学園ドラマに出たい。いつかは坂本龍馬を演じたい。アクションにも興味があります」と尽きない夢を語り、これからさまざまな表情を見せてくれそうだ。【小林千穂】
※「りょう太」のりょうは狩の守が僚のツクリ
◆三浦りょう太（みうら・りょうた）本名・三浦良太。1997年（平9）9月5日、東京生まれ。現在大学4年で、スポーツビジネスなどを学ぶ。特技は人と出会うこと、人と人をつなぐこと。趣味はスナックでのカラオケ、サッカー。好きな漫画は「シティーハンター」「あしたのジョー」「ルパン三世」「ミナミの帝王」。チャームポイントは富士びたい。弟は格闘技に取り組んでいる。175センチ、65キロ。血液型A。
イケメンではないので演技に期待したいですね！