札幌「昼カラ」集団感染 客と従業員、1店舗10人【換金くん札幌本店ブログ】
札幌市は9日、日中にカラオケを楽しむ「昼カラ」が利用できる市内の喫茶店1店で、5月20日から6月3日までに客7人と従業員3人の計10人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生していたと発表した。クラスターは道内20例目。
市保健所によると、同店は客の感染が最初に発覚した6月4日から休業しているという。市保健所は2週間さかのぼって同店を訪れた客など濃厚接触者約40人を特定し、PCR検査を実施。計10人の陽性が確認された。いずれもこれまでの感染判明分に含まれている。
市保健所の三觜(みつはし)雄所長は9日の記者会見で「店舗の協力もあり、利用者は把握できている。不特定多数が利用して公衆衛生の観点から店舗名を公表し、呼び掛ける状況にはない」と話した。
また市は同日、5月1日から6月8日までに確認した感染者で、クラスター関連を除く193人のうち、同店のクラスター10人を含む27人が昼カラを利用していたと公表。うち60代以上が24人だった。利用した喫茶店やスナックなどは市内と近郊の計15店舗だった。(久保吉史、高木緑)
札幌「昼カラ」集団感染 客と従業員、1店舗10人
またクラスターが発生したニュースは本当に残念です。