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花さかじいさんの「命のシバザクラ」満開 不法投棄の場が一変 山形・立谷川【換金くん清田区北野店ブログ】

ゴミが散乱していた河原にシバザクラを植え続けた花咲かじいさんの思いは、絶えることなく引き継がれている――。
山形市と天童市を流れる立谷川に、一人の男性が病を抱えながら残した色鮮やかな「命のシバザクラ」は、男性が亡くなって7年を迎える今年も美しく咲き誇った。【的野暁、渡辺薫】 
山形市高瀬から山寺方面の北へ向かって大森トンネルを抜けると、左右の河原一面に赤紫やピンク、白色のシバザクラが広がる。
この地はかつて洗濯機や家具などが散らばる不法投棄の場所だった。

 「トンネルを抜けたら桃源郷を実現したかった」。
2013年に77歳で亡くなった田所三男さんは生前、妻晶代さん(79)によくこう思いを語っていたという。
1989年、孫のために田舎の家を作ってあげたいと、立谷川近くの天童市荒谷に家を購入。
自宅がある川崎市との二重生活を送っていた。

 しかし、2005年に病魔が襲う。末期の腎臓がんで余命3カ月と宣告されて会社を退職し、腎臓の摘出手術を受けた。
翌06年12月、地元の反対を受けながらも荒れた河原を「ゴミを捨てられないくらいきれいな場所にしよう」と、1人でチェーンソーを握って伸びきった木を伐採するなど整備を始めた。

 12年には県内外の有志が集まったボランティア「立谷川の花さかじいさん」が結成されたが、田所さんは翌年に亡くなった。
ボランティアの代表を務める義理の息子・松田和雄さん(59)は「後ろ姿を見ていたので、遺産として引き継ぎ、残さねばならないと思った」と振り返る。

 近年は、約4・5万平方メートルに咲く約3万株のシバザクラを見に、約6万人の観光客が訪れる。
秋にはコスモスも楽しめるほか、東京オリンピック・パラリンピックに向けて会員や地域住民らが、チューリップなどで五輪のエンブレムを形取り、機運醸成を図った。

 新型コロナウイルスの影響で大会は来夏に延期されたが、松田さんは「来年は球根が増えて、よりきれいな五輪になる」と前を向く。
シバザクラを覆うように咲き香る約500本の桜の木は田所さんと孫が植えたもの。
晶代さんは「今年はコロナの影響で孫に会えていないが、孫と一緒に桜は大きくなる。大きな庭を作って残してくれて、本当にうれしい」と涙を浮かべ、亡き夫に思いをはせた。

花さかじいさんの「命のシバザクラ」満開 不法投棄の場が一変 山形・立谷川

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