ネコとサルでボタン押そう 直接触れない「ヒバタッチ」 子供向けが人気【換金くん札幌本店ブログ】
新型コロナウイルス感染防止として、ボタンやタッチパネルなどに直接触らなくても操作できる鉄製金具「HIBATOUCH(ヒバタッチ)」を、兵庫県尼崎市の鉄工所「ヒロセエンジニアリング」が開発した。主に子供用を想定しており、売れ行き好調という。
同社の企画・広報担当の中塩屋祥子(さちこ)さん(44)が4月初旬に発案した。6歳の息子がスーパーのエレベーターのボタンなどに触るのを見て、「ウイルスが付いていないか」と気になり、ママ友と話すと、同様の不安を抱えていたことを知った。定規や綿棒を渡し、直接触らせないようにしても、子供がすぐ飽きて使わなくなるため、専用の道具を思いついた。
ヒバタッチは約10センチ四方の金具で重さ約70グラム。ネコとサルの可愛いデザインで、尾がフックになっている。手で胴体部分をつかみ、先端部分でボタンを押せる。スマホなどのタッチパネルの操作には導電スポンジをはめれば可能だ。同社は船舶のタンクや生コンクリート工場の設備などを製造。ヒバタッチはスクラップとして処分する金属の端材を利用している。
4月末から同社ホームページで販売を始め、既に400個以上の注文が来た。中塩屋さんは「予想以上の反響。今後も鉄工所としてできるコロナ対策をしたい」と話している。
ヒバタッチは1個1300円(税・送料別)。問い合わせは同社(06・6498・2318)。【中村清雅】
ネコとサルでボタン押そう 直接触れない「ヒバタッチ」 子供向けが人気
これは可愛いので大人でも欲しいですね。