犬と馬に遊びの「共通言語」が存在、互いに噛むふりも、研究【換金くん琴似店ブログ】
イヌが相手を遊びに誘う行動はわかりやすい。前脚を伸ばして頭を低くし、尾を振って、まるで「楽しもうよ!」と言っているかのようだ。それから2頭は、互いの動きに合わせるように追いかけあい、跳ねまわり、パンチを繰り出す。そこには大抵、私たちヒトが「笑顔」と解釈するような表情が伴う。
イヌとウマが遊ぶなかでのよく似た行動には、こんなものがある。たとえば、相手を噛むふりをするが、実際には噛まない。跳ねたり、押したり、叩いたり、追いかけたりする。ものを使って遊ぶ。背で地面に転がって、お腹を見せたり、頭を振ったりして、相手を遊びに誘う「セルフハンディキャッピング」をすることもあった。最も注目すべきなのは、この2種が互いの表情を素早く真似する「高速表情模倣」という行動を見せることかもしれない。この現象は、霊長類、イヌ、ミーアキャット、マレーグマにおいて知られているものの、異種の遊び相手の間で報告された例はなかった。
犬と馬に遊びの「共通言語」が存在、互いに噛むふりも、研究
漫画「ヘテロゲニア リンギスティコ」を読んでいるととても興味深い記事。