紀平、逆転許し２位　トルソワが世界歴代最高でＶ！真凜６位／フィギュア【換金くん札幌本店ブログ】

フィギュアスケート・グランプリ（ＧＰ）シリーズ第２戦スケートカナダ（２６日、ケロウナ）女子フリーで、ショートプログラム（ＳＰ）首位の紀平梨花（１７）＝関大ＫＦＳＣ＝は合計２３０・３３点で２位だった。昨季世界ジュニア選手権女王のアレクサンドラ・トルソワ（１５）＝ロシア＝がフリー世界歴代最高の１６６・６２点をマークし、合計２４１・０２点で逆転優勝。劉永（１５）＝韓国＝は２１７・４９点で３位、２２日に交通事故に遭った本田真凜（１８）＝ＪＡＬ＝は１７９・２６点で６位だった。

　２２日の非公式練習後のタクシー乗車中に交通事故に遭った女子の本田は、苦境の中で演技をやり切り、ＳＰ１０位から順位を上げた。

　韓国女子期待の１５歳の劉永はシーズンオフから紀平と同じ浜田美栄コーチに師事。１１歳の時に韓国選手権で最年少優勝記録をマークした逸材だ。３年間練習したものの、習得できなかった３回転半を習うために同コーチの教えを受けて花開いた。冒頭の３回転半は転倒したが、その後はミスなくまとめた。

　女子でＧＰデビュー戦の１５歳のトルソワは、複数種類の４回転ジャンプを跳び、フリーと合計の世界最高得点を持つロシアのホープ。冒頭の４回転サルコーは転倒したが、続く４回転ルッツ、４回転－３回転の２連続トーループなど、高難度のジャンプを連発し、世界歴代最高を塗り替えた。

　紀平は今季は３回転半で踏み切る際の上半身のバランスがこれまでより取れるようになり、安定した回転軸につながっている。左足首が万全でない状態で臨んだシーズン本格開幕となるＧＰ初戦で重圧がかかる中、ＳＰでは自身の世界最高点まで２・６２点と迫る会心の演技を披露。ＳＰ、フリー合計で世界最高得点を保持するトルソワを６・９５点リードした。フリーでは大技の４回転サルコーには挑まず、ミスなしの舞で逃げ切りを図ったが、冒頭の３回転半でステップアウト。続く３回転半－２回転トーループは決めるも、トルソワに屈した。

紀平、逆転許し２位　トルソワが世界歴代最高でＶ！真凜６位／フィギュア



やはりトルソワには勝てなかったですか。。。非常に残念です。。。