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南アフリカ、前半残り20分に隙 失点の56%集中【換金くん札幌本店ブログ】

◆ラグビーW杯 ▽準々決勝 日本―南アフリカ(20日・東京スタジアム)

 ラグビー日本代表は16日、都内で準々決勝の南アフリカ代表戦(20日・東京ス)に向けて練習を行った。2016年に他界した平尾誠二さん(享年53)の命日と重なる一戦へ、FB山中亮平(31)=神戸製鋼=はラグビー人生を救ってくれた恩人にささげるファイトを約束。南アフリカ代表は快足ウィングのチェスリン・コルビ(25)が、日本の両ウィング・福岡堅樹(27)=パナソニック=、松島幸太朗(26)=サントリー=とのフィニッシャー対決に自信を見せた。

 南アフリカは1次リーグ1試合平均の得点が出場20チーム中2位の46・3点で、失点は4番目に少ない9・0点。日本の28・8得点(9位)、15・5失点(6位)より1ランク上の印象だが得点、失点の傾向を見ると取るべき戦略が見えてくる。

 スタッツ社によると、試合を20分ごとに分けたデータで南アは全ての時間帯でまんべんなく得点している中、前半立ち上がりの20分が全体の31%とやや多い。日本は失点の40%がこの時間帯で、エンジンのかかりが遅い。序盤のミスや動きの硬さで簡単に失点しないことが、流れを逃さないようにする上で重要になる。

 つけ込む隙ができそうなのは前半残りの20分。南アの失点は56%が集中している。十分なリードを得て勢いを緩めたとも考えられるが、運動量が落ちる時間帯に集中力を欠いている。

 逆に日本が最も得意とするのがこの時間帯で、全得点の32%を占める。スコットランド戦では25分に稲垣が勝ち越しトライを挙げ、前半終了間際には福岡もトライを決めた。15年W杯に続く金星は、苦しい時間帯の粘りにかかっている。


南アフリカ、前半残り20分に隙 失点の56%集中



分析通り前半残りの20分でのトライを期待しています!

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