公用車であおり運転?相手から暴行? 岩手・大槌町の副町長が会見 【換金くん札幌本店ブログ】
岩手・大槌町の副町長が、公用車であおり運転をしていたとして被害を訴えられている。副町長が3日に会見。あおる意図はなかったと釈明する一方で、被害を受けたと訴える人物から暴行を受けたなどと主張している。
◆大槌町の澤舘副町長が会見…何が?
3日、岩手・大槌町の澤舘副町長が記者会見。
澤舘和彦副町長「私は、あおり運転の意識を持って運転した覚えはありません」
公用車でのあおり運転について否定した。
公用車とは、地方自治体などの公的機関が業務に使用する自動車。澤舘副町長は、東日本大震災の復興支援のためフランスのプジョー社が寄付したものを使用していた。
町によると、澤舘副町長は今年7月、盛岡市での会議に出席後、自ら公用車を運転し、大槌町に戻ろうとしていた。その途中、遠野市内の高速道路「釜石自動車道」を走っていた際、前を走っていた乗用車をハイビームの状態で追い越したという。
その翌日の先月1日、役場を訪れた男性が「公用車でスピードを出してあおり運転をされた」と苦情を申し立てていた。
◆慣れない車で気づかずハイビーム…あおり運転ではないと主張
この主張に対し副町長は──
澤舘和彦副町長「慣れない車で気づかずにハイビームで走行していた事実はありました。釜石に入ってからも、追い越し車線で安全に追い越すため、一時的にスピードを上げたということもありました」
普段、公用車を自ら運転することはほとんどないという副町長。慣れない操作で、ハイビームで走行したことはあったと認めたものの、あおり運転ではないと主張した。
◆迷惑かけたと謝罪に…税金減額要請、暴行受ける?
また、先月2日に副町長は総務課長と共に被害を訴える人物に謝罪に向かったという。
澤舘和彦副町長「これは、あくまであおり運転したからおわびに伺ったわけではございません。ハイビームのまま走行してご迷惑かけたのではないかということで、おわびに伺いました。(相手は)あおり運転された、(私は)そのような意識を持って運転した覚えはありません。それはどこまでも平行線でした」
この謝罪の際、副町長は、相手側から税金の減額を求められたほか、複数回暴行を受けたとして、警察に被害届を提出したことも明らかにした。
NNNは相手側の人物に取材をすべくコンタクトを試みているが、現在のところ、接触できていない。
大槌町では今回の件を受け、公用車にドライブレコーダーをつける予定だという。
公用車であおり運転?相手から暴行? 岩手・大槌町の副町長が会見
被害にあったという方なかなか変な人ですね。