【西武】中村、長嶋さんに並んだ歴代6位タイの5度目100打点「達成したい数字だった」【換金くん札幌本店ブログ】
◆日本ハム2―5西武(29日・帯広)
最高気温20度、薄暗い曇天の中、日没コールドで終わった前日とは一転。最高気温26度で太陽が降り注いだ北の大地で西武・中村が試合を動かす一打で球場を沸かせた。「四球の後の初球だった。打てると思ったら振って行こうと思っていた」
0―0の3回2死満塁。中村が右前へ2点適時打を放ち4年ぶりの大台となるシーズン101打点をマーク。「(100打点は)久しぶりだなと。目標として、達成したい数字だった」。今季打率4割8分3厘、38打点と得意の満塁で力を発揮。球団最多となる5度目のシーズン100打点は歴代6位タイで長嶋茂雄、松井秀喜ら、スーパースターと肩を並べた。
10年ぶりにリーグ優勝を果たした昨季は山川と楽天にFA移籍した浅村が100打点超え。浅村の移籍に伴い、打力の低下が心配されたが、36歳のベテランが見事にその穴を埋めている。4回の中前適時打、9回の38号ソロでトップの打点を105に伸ばした山川は「浅村さんがいない中でも、みんな頑張ってるし(チームの打力が)落ちたとは感じない。(打点王の)争いに負けたくないとは思うけど、チームなので、中村さんが打ったらうれしい」と、共闘で獅子おどし打線をけん引する。
チームは日本ハムを3タテ。首位・ソフトバンクとは、2ゲーム差に迫った。首位と、ゲーム差を2以内まで縮めるのは、1・5ゲーム差まで迫った6月7日以来だ。30日からは首位攻防3連戦。打点を荒稼ぎするW主砲がもちろん、タカ狩りのカギを握っている。
【西武】中村、長嶋さんに並んだ歴代6位タイの5度目100打点「達成したい数字だった」
4年ぶりの100打点!この調子で打点王を取ってほしいです!