「警察が警戒していたのに」山口組系事務所発砲事件で住民【換金くん札幌本店ブログ】
「パーンパーンパーンとしっかりした音が3回聞こえた」。神戸市中央区熊内町9で起きた発砲事件。近くに住む40代の女性は、まだ耳に残る乾いた発砲音に声を震わせた。
現場はJR新神戸駅の約100メートル北にある住宅街。周辺は多くの警察官や鑑識車両が行き来するなど、物々しい雰囲気に包まれた。幼い娘と暮らす女性は「最近まで警察車両が施設近くに止まって警戒してくれていたのに。全く安心できず、不安です」と表情を曇らせ、娘は「怖い」と母親の首にしがみついた。
近くに住むアルバイト男性(19)は「パンパンと何回かはじけるような音が聞こえた。叫び声や怒号は聞こえなかった」と証言する。「普段から暴力団の施設があるのは知っていたけれど、人が撃たれるなんて」と声を落とした。
また、別の40代女性によると、周辺では数年前にも暴力団関係者による事件があったといい、「ここ数年は平穏だと思っていたのに、今回の事件でまた騒がしくなると思うと怖い」と話す。
散歩中の60代女性は「普段はとても静かな場所なのでびっくり。これから不安な日々が続くと思うとたまらない」。近くの女性(42)も「山口組の分裂以降、何があるか分からないと思っていたので、とても怖い。一般の人が巻き込まれないようにしてほしい」と戸惑いを隠せない様子だった。
「警察が警戒していたのに」山口組系事務所発砲事件で住民
近所でこんなことがあったら怖くて出かけれないですね。