“盗撮社長”暴行の疑い逮捕 自ら撮影…動かぬ証拠【換金くん札幌本店ブログ】
机の下に仕掛けられていた隠しカメラ。
そこに映っていたのは…。頭がぶつかるほどの狭い空間で、ごそごそと何やら怪しい動き。
この様子をとらえていたのは、男が自ら設置した隠しカメラだった。強制性交致傷の疑いで逮捕された、南正伸容疑者(69)。
隠しカメラには、まるで自撮り写真のような上目遣いの顔も、ばっちりと映っていた。
南容疑者は、富山・砺波市にある従業員7人の運送会社の社長。
会社の看板には、皮肉にも「防犯カメラ設置」、「監視カメラ録画中」と書かれたステッカーが貼られていた。
南容疑者は2019年4月、女性の机の下に、隠しカメラを設置。
これに気づいた女性が、ほかの男性従業員に相談したところ、カメラが発見された。中のSDカードに記録されていた映像。
まず映っていたのは、会社の事務所とみられる天井。
南容疑者は、一瞬顔をのぞかせたあと、カメラに向かってプリントの裏側をかざした。
入念に色の調整をしているのか。そして、カメラをいったん置いたあと、机の下に潜り込んだ。
レンズをのぞき込むようなそぶりを見せると、手慣れた様子で設置を開始。
作業終了までにかかった時間は、わずか11秒だった。
関係者によると、南容疑者は、以前から事務所の机やトイレに、隠しカメラを取りつけるなどの嫌がらせを被害女性に繰り返していたという。
トイレに設置された隠しカメラは、従業員が確認したものだけでも3台あった。
南容疑者は、女性の家に押しかけ、暴行を加え、足やひじに全治2週間のけがをさせた疑いが持たれている。
警察は、南容疑者の認否については明らかにしていないが、余罪の可能性も含めて、調べを進めている。
気持ち悪すぎますね。