ギネス記録の長い髪に別れ、人生初ヘアカット 決断のワケ【換金くん札幌本店ブログ】
長い髪を揺らし、美容院にやってきたのは、川原華唯都さん(18)。18年間伸ばし続けてきた髪を切ることを決めました。
「初めて切るので、切ったあとも想像できなくて、楽しみ」(川原華唯都さん)
この3月まで鹿児島県内の高校に通っていた川原さん。生まれてから一度も切っていないという髪は、去年2月時点で身長とほぼ同じ155.5センチ。最も長い髪の毛を持つティーンエイジャーとして、高校2年生のときにギネス世界記録に認定されました。
髪の手入れは、18年間、家族が支えてきました。毎日、髪を洗うのは母親のみゆきさん。濡れた髪を乾かすのは父親の雄一さん。
「愛情を込めて日々、髪の毛を乾かしている」(父・雄一さん)
そして、兄の快人さんが髪を結ぶのを手伝います。
先月、高校の卒業式を迎えた川原さん。大学進学を前に伸ばし続けてきた髪を切る決断をしたのです。カットの直前、あらためて髪の長さを測ってみると・・・
「173cm」ギネス記録から、さらに17センチほど伸びていました。
「元号も変わるので、ちょうど良いタイミングで、卒業と新たな人生の旅立ちですよね」(父・雄一さん)
家族が見守る中、準備が進められ、ついに、そのときが・・・。最初にハサミを入れたのは父・雄一さん。その後、自分でもハサミを入れました。切った髪の長さは120センチ。重さは100グラムほどありました。
「少し軽くなった気がする」(川原華唯都さん)
今回切った川原さんの髪の毛はチャリティー団体に寄付され、子ども用の医療ウィッグ(かつら)に生まれ変わる予定です。
「私の髪の毛で少しでも幸せを感じてくれたらいいなと思う」(川原華唯都さん)
誰かの笑顔のために。髪型も新たに、川原さんの新しい生活が始まります。(04日00:30)
医療用のウィッグに生まれ変わるのはいいですね。