大坂なおみ、’18終戦…涙の途中棄権で無念3連敗/テニス【換金くん札幌本店ブログ】
“WTAファイナル第6日(26日、シンガポール)年間成績上位選手による今季最終戦。世界ランキング4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は同9位のキキ・ベルテンス(26)=オランダ=との単の1次リーグ最終戦で、第1セットを3-6と落としたところで左太もも裏痛によって途中棄権し、敗退した。9月に全米オープンを制した大躍進のシーズンは、まさかの幕切れとなった。
止まらない涙が悔しさを物語る。大躍進の今季最終戦で、大坂にラケットを振る力は残っていなかった。第1戦で負傷した左太もも裏の痛みが悪化し、棄権。初のファイナルは3連敗で散った。打ちひしがれてコートを去る背中はスポットライトに照らされ続けた。
「どんどん痛くなって動けなくなったの。みんなが応援してくれるからプレーしたかったけど、やっぱり難しかった」
第1セットの第8ゲームを落とし、コートに医師を呼んだ。マッサージによる処置だけでは足りず、治療室へ。試合前よりもがっちりと患部にテープを巻いて戻ったが、プレーに力強さはなかった。
滑り出しは上々だった。195キロを記録する弾丸サーブが決まる。ここ2戦で苦しんだ武器のサーブに改善の兆しが見えただけに、勝負を全うできない悔いが募った。
9月の全米オープンで日本勢初の四大大会制覇を飾り、憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)の胸で泣いた。周囲は色めき立ったが、「私は私だから」。今季初めは70位を下回った世界ランクを4位まで押し上げ、目標とした頂上決戦のコートに立った。
全3戦でプレーし、15万1000ドル(約1691万円)の出場料を手にした。今季の獲得賞金は7億円を超える。「クレイジーな年。新しい経験をたくさんして、成熟もした。来年もこの舞台に戻ってきたい」。ひと月半前の歓喜の涙が、今度は悔しさの塊として頬を伝う。激動の1年は21歳の糧となる。”
大坂なおみ、’18終戦…涙の途中棄権で無念3連敗/テニス
残念な結果になってしまいましたね。。。来季に期待します!