小野塚「最後の最後で脳しんとうの恐怖よぎる」【換金くん札幌本店ブログ】
平昌五輪のフリースタイルスキー女子ハーフパイプで5位だった小野塚彩那(石打丸山ク)は20日に自身のブログを更新し、「最後の最後で脳しんとうの恐怖がよぎった」と振り返った。
小野塚は昨年12月の米国でのワールドカップ(W杯)予選で転倒し、脳しんとうで約1か月間、試合から離れた。「シーズン中に1ヶ月も雪上を離れるのは正直致命的」だったが、コーチやスタッフのサポートもあって「体も100%」の状態で五輪に臨めたという。
しかし、恐怖心を完全に捨て去ることはできず、2大会連続のメダル獲得はならなかった。
競技終了後には「メダルが取れなかった事に悔しくて泣いているのか、恐怖心が頭をよぎった事に悔しくて泣いてるのか自分でもわからなかった」という。だが、「私はこのオリンピック。全力でやりきりました」「5位は悔しいけど、しっかり受け止めます」と前を向いた。
それでも挑戦したのはすごいですね。