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車いすの大学生、消えぬ劣等感 将来「不安しかない」【換金くん清田区北野店ブログ】

“ 兵庫県三田市内の大学に通うリョウさん(19)=仮名=は電動車いすで生活している。小児脳性まひのため、体全体がうまく動かせない。友達とゲームや漫画の話で盛り上がるなど楽しい学生生活を送っているが、「心の中にはずっと、体に対するコンプレックスがある。将来は不安しかない」と目を伏せた。

【写真】神戸の車いす女性 「過酷な半生」が全国で話題

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 物心ついた時には車いすでした。小さい頃は、外で走り回る子どもを見て「何で僕だけ…」って何度も思いました。「(障害は)個性やから」と言う人もいたけど、何が個性なのか分からなかった。いつの間にか、いろんなことを諦めてました。

 小学校は特別支援学校で、中学は普通の学校に行きました。小さい時は、僕のことが珍しくて寄ってきてくれる子もいました。でも中学は自分から声を掛けないと友達はできません。クラスでは空気みたいな感じ。一緒に外に遊びに行けないのも分かっていたので、自分から声を掛けられなくて。休み時間はほとんど、教室で本を読んでました。

 高校は入寮制の特別支援学校に進学しました。僕、本当に1人で何もできなかったんです。服を着るのもトイレに行くのも。母親に「自立しないと将来どうするの」と言われて、仕方なく寮に入りました。起床や就寝、食事の時間まで決められていて本当に嫌だったけど、寮に入っていなければずっと親に甘えたままだったでしょうね。

 障害者は高校卒業後、作業所に勤める人が多いんですけど、将来を先延ばししたくて大学進学を目指しました。そこにも壁があって、ある大学のオープンキャンパスに行った時、「障害者の設備がありません」と受験もしてないのに断られたんです。悔しかった。同じ人間で、同じように勉強を頑張っても受け入れられない。克服したはずのコンプレックスが、大事な時に立ちふさがるんです。

 救いになったのは会員制交流サイト(SNS)。生い立ちや悔しい思いを書くと、たくさん反応があって。中には家族関係に悩む人や、いじめで学校を休んでいる人もいて「自分だけが不幸じゃない」と思えるようになりました。

 大学では、友達とキャンプに行ったり、興味のある勉強をしたり、毎日楽しいです。周りに助けてもらいながら、1人でバスや電車に乗って通学できていますし。まだ1年生ですけど、就職活動を考えると、雇ってくれる会社があるのかと不安になります。体が不自由な上に、アルバイト経験もないですからね。

 結婚もしたいですね。でも僕、好きな人ができても、負い目を感じて告白できないんです。自分が家族に支えられてきたので、憧れてるんですけど。(山脇未菜美)

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 ■大学生活はどんなふうに楽しんでる?

・髪を茶髪に染め、好きな服着ておしゃれする

・休み時間、友達と携帯ゲームをして遊ぶ

・興味のある自然人類学やアートの授業を受ける”


車いすの大学生、消えぬ劣等感 将来「不安しかない」



偏見とか世の中の物理的な問題とかなかなかなくならないですよね・・・

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