松山が棄権…左手親指重傷か「一生ゴルフができなくなる怖さがある」/米男子【換金くん札幌本店ブログ】
“フェニックス・オープン第2日(2日、米アリゾナ州スコッツデール、TPCスコッツデール=7266ヤード、パー71)世界ランキング5位の松山英樹(25)=LEXUS=は左手親指付け根付近の痛みのため、第2ラウンドのスタート前に棄権。大会3連覇はならなかった。初日は首位に5打差の29位につけたが、プレー途中に痛みを訴えていた。状況次第では3月中旬の大会まで欠場する可能性があり、4月の海外メジャー「マスターズ」への影響も不安視される。
松山の表情が晴れることはなかった。前日に発症した左手の親指付け根付近の痛みが引かず、この日のスタート前に棄権を申し出た。
「いろいろな治療をしてもらったが、今回は治らなかった。3連覇が懸かっていたが、それ以上に痛みが勝った」
午前10時半にコース入り。練習グリーンでパッティングを調整する、いつものルーティンで一日が始まった。進藤大典キャディー(37)らと談笑する場面もあったが、練習場でショットの練習を始めると痛みが走る。飯田光輝トレーナー(40)に胸部や腕のマッサージなどを施されたが、治らなかった。
「何球か打ったけど、もうスイングができないのでやめた。無理すると一生ゴルフができなくなるんじゃないかという怖さがある」
第1日の14番でティーショットを放った後に痛みが出て、飯田トレーナーにテーピングを施してもらった。2013年の「日本シリーズJT杯」でも、同じ箇所の関節炎で欠場。“古傷”ではあるが「今までとは違う、初めての痛み」と訴える。スイングの際にクラブが上がらないほどの痛みで、「大事を取って、というよりプレーできないところまでいっている」と打ち明けた。
次戦は15日開幕の「ジェネシス・オープン」を予定していた。「(出場は)迷っている。次のメキシコ(選手権)も欠場するかもしれない」と複数の大会の欠場を示唆。「マスターズに向けて、(3月15日開幕のアーノルド・)パーマー招待くらいから出られたら…」と、復帰のめどは立っていない。
今後は日本に一時帰国し、検査を受ける可能性も浮上。「マスターズ」まで残り2カ月。悲願の海外メジャー制覇へ向け「しっかり痛みのない状態でプレーしたい」と回復に万全を期す。”
松山が棄権…左手親指重傷か「一生ゴルフができなくなる怖さがある」/米男子
何とかマスターズまでには治してほしいです。