男性8人、女性3人の死亡確認 札幌・自立支援施設火災【換金くん札幌本店ブログ】
31日午後11時40分ごろ、札幌市東区北17条東1丁目の高齢者らが入居する木造3階建ての自立支援関連施設「そしあるハイム」から出火した。道警によると、男性8人と女性3人の計11人の死亡が確認された。50~80代の男女3人がけがを負って病院に運ばれたが、命に別条はないという。消防によると、火は1日午前5時15分ごろに鎮圧された。
道警によると、生活保護者の自立を支援する施設で、札幌市北区の「合同会社なんもさサポート」が運営していた。おもに高齢者が入居していたとみられる。
施設の関係者が警察に説明したところでは、入居者は計16人。1、2階が居室で3階が物置になっており、以前は旅館として使われていたという。消防によると、火災は31日午後11時40分ごろ、通行人が「1階から煙が出ている」と通報した。
現場は札幌市営地下鉄北18条駅から東約500メートルの住宅街。戸建て住宅やマンションが立ち並んでいる。
施設に出入りすることがある近所の男性によると、施設の1階と2階に6畳ほどの個室が並び、1階には食堂や調理場、風呂がある。1階の入居者が「火事だ」と叫び、施設関係者に連絡。この入居者は着の身着のままの姿で、「寒い、寒い」と言っていたという。男性は「暮らしていたのは、火が出ても自力で消すのが難しそうな人たちだった。かわいそうに」と話した。
別の男性は午前0時前にサイレンの音で火事に気づいた。火が1階の窓から激しく出ていた。その後、2階にも燃え移り、「ボーン」という大きな音が鳴って火柱があがったという。
男性8人、女性3人の死亡確認 札幌・自立支援施設火災
出火原因はなんだったんですかね。