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坂本花織、NHK朝ドラが原点 神戸のリンクで三原と切磋琢磨 フィギュア五輪代表【換金くん札幌本店ブログ】

“願いは届いた。24日夜、フィギュアスケート女子の平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表に選ばれた神戸野田高校2年の坂本花織選手。「うれしい気持ちでいっぱい。自分らしい演技をしたい」。兵庫のリンクでたくましく成長した17歳は、とびきりの笑顔を見せた。

 大混戦の代表争い。クライマックスとなった全日本選手権で、持ち前の高さと幅のあるジャンプを次々決めた。ショートプログラム(SP)で首位に躍り出ると、フリーとの合計で自己ベストの得点で2位となった。「全部出し切れた」。国際大会の実績で上回る4位の樋口新葉選手(16)との選考は注目されたが、ここ一番の勢いが評価された。

 NHK連続テレビ小説「てるてる家族」でフィギュア選手だった主人公の姉に憧れ、4歳のときに神戸・ポートアイランドのリンクで滑り始めた。「明るくて面白い」と自ら話すひょうきんな性格だが、スケートに対しては真面目だ。朝練がある日は午前4時前に起き、体重も厳しく管理してきた。昨季は世界ジュニア選手権で3位入賞。シニアに上がった今季序盤は苦しんだが、先月の国際大会で2位に入るなど一気に巻き返した。

 一番のライバルがいつも隣にいたから頑張れた。ともに中野園子コーチ(65)の指導を受ける県芦屋高校3年の三原舞依選手(18)=シスメックス。たまの休日には一緒に買い物に出掛け、誕生日には思いのこもったメッセージ動画を送り合う、かけがえのない友でもある。

 「舞依ちゃんができるなら、自分もできる」。昨年の全日本選手権で3位に入り、今年2月の四大陸選手権で初優勝した1学年上の存在が、負けず嫌いの心を刺激した。23日のフリーでも、ほぼミスのない演技を披露した三原選手が得点を待つ姿をじっと見つめ、「これ以上できないくらい頑張ろう」と、最終滑走前の練習に向かった。

 三原選手はSPのミスが響いて5位に終わった。ただ坂本選手が五輪に行けたのは「2人がいたから」と中野コーチは言い切る。友の思いも背負い、平昌の銀盤でダイナミックな放物線を描くつもりだ。”


坂本花織、NHK朝ドラが原点 神戸のリンクで三原と切磋琢磨 フィギュア五輪代表



ショートプログラム、フリーともに素晴らしかったです!五輪代表に選ばれてよかったです!

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