オリ・金子が“珍”リクエスト「『球場広くして』と言ったけど『無理』って…」【換金くん琴似店ブログ】
“オリックス・金子千尋投手(34)が11日、大阪市内の球団施設で4年契約最終年に向け、現状維持の年俸5億円で契約更改。2年連続の球界最高年俸が決定的な右腕は交渉の席で「球場を広くしてほしい」と珍要求した。すぐに却下されたが、今季リーグワーストタイの21被弾を浴びた男の、来季にかける思いは一入(ひとしお)だ。
金子は自ら、笑みをたたえながら明かした。来季は4年契約最終年。現時点で、2年連続の球界最高額となる年俸5億円で判を押し、球団に仰天の要望を出した。
「球団がそこまで本気になってくれなかったですが、『球場が狭くなる方向にいっているので、広くしてほしい』と。『無理』って言われました」
今季、自己ワースト&リーグワーストタイの21被弾のエースは冗談めかしたが、「内心、真剣」。訴えた案は「3階席に入らないとホームランにならない」-。
京セラドームの外野フェンスは4・2メートルだが、3階席までの約8メートルの高さをフェンス扱いにできないか、というものだ。メジャーでは、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークの左翼フェンスが約11メートルあり、グリーンモンスターと呼ばれる。さすがに“ブルーモンスター”は即却下となり、残念がった。
交渉役の森川球団本部長補佐は「ルール上は問題ないという認識で聞いていましたが、いろいろな問題がある」と説明。外野右翼側の2階レストラン席「スターダイナー」がホームランの飛び込みを売りにしている点などを理由に挙げた。
もちろん、大黒柱の珍要求は来シーズンにかける本気度の表れに他ならない。チームトップの12勝に「全くと言っていいほど、達成感はない」と断言。リーグ最多56与四球も猛省し、ストライク先行の投球で打者からの印象を変えることを念頭に置いた。そして、2013年、楽天を初優勝に導いた田中将大(米大リーグ、ヤンキース)の24連勝を究極目標に定めた。
「2013年のマー君(田中)じゃないですけど、負けないに越したことはない。その成績にちょっとでも近づけるようにしたい。優勝したい、じゃなく、するつもり」
年明けからは米ロサンゼルスで自主トレの予定。言えること、できることはすべて行動に移し、22年ぶりの優勝をつかみとる。”
オリ・金子が“珍”リクエスト「『球場広くして』と言ったけど『無理』って…」
これは却下されますよね。それにしても5億円は凄いですよね!