侍・内川激突で負傷、凍り付く球場　交錯した斐紹「どうしようもなかった…」【換金くん札幌本店ブログ】

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第4回WBC日本代表の内川聖一外野手（34）＝ソフトバンク＝が25日、ソフトバンクとの練習試合（宮崎・サンマリン）でアクシデントに見舞われた。大会本番前の初実戦に一塁で途中出場も、打者走者と激突して負傷交代。宮崎市内の病院で精密検査を受けた。診断結果は右肩打撲だったが、今代表で唯一、3大会連続出場となるけん引役の状態が気がかりだ。チームも0－2と零封されて黒星発進となった。

■「右肩打撲」と診断

　ただならぬ姿に球場の空気が凍り付いた。8回。途中出場で一塁に入ったばかりの内川が、打者走者と激しく交錯した。あおむけで倒れたまま動けず、小久保監督らが駆け寄って状況を確認。約2分後、右肩を押さえて自分の足でベンチ裏へ消えたが、担架が用意されるほどの事態だった。

　無死一塁で斐紹が三塁線へ送りバント。これを処理した捕手小林の送球を内川が落球（記録は失策）。拾い直そうとした際に、一塁へ駆け込んだ斐紹と激突。試合後、小久保監督は「すぐに動けるかどうか確認しないと。今日はそこだけ、少し心配です」と述べた。

　相手のソフトバンク工藤監督も、試合の話題もそこそこに「それより内川君が心配。大事になっていなければいいけど…」と表情を曇らせたアクシデント。交代した内川は試合が終わる頃、言葉を発することなく、宮崎市内の病院へ向かうタクシーに乗り込んだ。

　この日はエックス線と磁気共鳴画像装置（MRI）検査の結果、右肩打撲と診断された。脱臼や骨の異常などはなく、最悪の事態は免れたが、強化合宿最終日となる26日の練習参加は当日の状態を見て判断することになった。
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■犠打の送球を落球

　内川は現代表で唯一、3大会連続でWBC出場となる。初出場の2009年に世界一を経験し、前回13年は敗退した準決勝での盗塁死がクローズアップされた。青木（アストロズ）が合流前の今合宿では最年長。「野球をやってる姿を見てもらって、何か刺激になる部分があればいい」と自覚十分に、初日の23日に志願の一塁特守にも臨んだ。

　24日は宮崎市内の焼き肉店での決起集会で、小久保監督の指名を受けて締めのあいさつ。09年の優勝を振り返り「あの風景はいいものでした」などとチームのムードを高めていた。内川負傷でDHを解除し、山田を一塁に入れたチームは追加点を奪われ、そのまま零敗。世界一奪還への航海は、波乱の船出となった。

　斐紹（内川と交錯した場面について。自らも左手を痛め、アイシングを受ける）「突然だった。前を向いて走っていたのでどうしようもなかった…」

＝2017/02/26付 西日本スポーツ＝
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西日本スポーツ

最悪ですね・・・。　内川早く回復すればいいですね・・・。
侍・内川激突で負傷、凍り付く球場　交錯した斐紹「どうしようもなかった…」
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