沙羅から主役奪った!伊藤、W杯4戦3勝&平昌五輪の金候補に急浮上/ジャンプ【換金くん清田区北野店ブログ】
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ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子蔵王大会最終日個人第10戦(21日、山形市クラレ蔵王シャンツェ=HS103メートル、K点95メートル)1回目に100メートルをマークして首位に立った伊藤有希(22)=土屋ホーム=が2回目も94・5メートルを飛んで合計227・0点で逃げ切り、2連勝で今季、通算とも3勝目を挙げた。日本開催のW杯4連戦で優勝が3度、2位が1度の好成績だった。通算50勝目を狙った高梨沙羅(20)=クラレ=は99・5メートル、94・5メートルの226・2点で2位にとどまった。高梨の追い上げをわずか0・8点差でかわし、伊藤が2連勝を飾った。2014年W杯で2位となり、初めて表彰台に上がった蔵王で、高梨のお株を奪う快進撃だ。
「蔵王は私にとって幸運のジャンプ台。2本とも少し(踏み切りの)タイミングを外したが、観客の皆さんに後押しされた」
これで日本で開催されたW杯4連戦は優勝、2位、優勝、優勝。通算50勝目に王手をかけていた高梨に注目が集まった日本でのW杯で、主役を演じた。
下川町の先輩で、所属する土屋ホームの葛西紀明選手兼任監督(44)が憧れの存在。昨年のクリスマスには星のマークが入ったヘルメットをプレゼントされた。ジャンプ界の“レジェンド”からもらったヘルメットを誇らしげに触るのが、“勝利の儀式”だ。伊藤は「尊敬しています」という葛西の背中を追う。
札幌大会前は個人総合首位の高梨と208点差だったが、その差は83点に縮まった。高梨とともに2018年平昌五輪の金メダル候補にも急浮上してきた。
「個人総合(優勝)の目標は私には遠い。高梨選手を目指してやってきた。それはこれからも変わらない」
すっかり表彰台の常連になった伊藤だが、挑戦者の姿勢を崩さなかった。
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沙羅から主役奪った!伊藤、W杯4戦3勝&平昌五輪の金候補に急浮上/ジャンプ
凄い快進撃ですね!この調子で頑張ってほしいです!