なぜスマホゲームにお金を使ってしまうのか? 一ヶ月に10万円以上課金するユーザーも 【換金くん札幌本店ブログ】
今月16日に、任天堂からリリースされた、初のスマホ向けゲーム「スーパーマリオラン」。世界151の国と地域で配信され、配信4日間で約4000万ダウンロード突破したという。今回、リリースされた「スーパーマリオラン」はスマホゲームでは珍しい買い切り型。ダウンロードおよび一部プレイは無料だが、全24ステージをプレイするには1200円を払う必要がある。
一度買えば、課金なしの買い切り型に、「安心だ」という声があがる中、ネットでは賛否両論が巻き起こっている。反対派の意見では、「マリオラン全部のワールドやるのに1200円もかかるとか聞いてない」や「無料配信なのに1200円払わないと進めないのかよ、クソゲーじゃん」という声があがっている。一方で、賛成派の意見としては、「永遠にガチャを回し続けて金を搾取するゲームと、最初にお金を払ってそれ以降課金しないゲーム、どちらが本来のゲームの売り方なのか一度考え直せば馬鹿でもわかるよね?」といった声があがっている。
課金型のゲームといえば、今年リリースされた「ポケモンGO」が世界中を席巻した。無料でダウンロードしプレイできるが、課金してアイテムをゲットすることでより優位にゲームを進めることができる。
若者たちは、スマホゲームで課金することをどう思っているのだろうか。つい課金してしまうという20代男性は「やってるうちに強くなりたいとか、もっと可愛い女の子を手に入れたいとかなると自然に課金しちゃう」と話した。
課金する人の一ヶ月に使うお金は、1500円未満が半数以上を占めているものの、中には10万円以上使っている人もいる。
なぜゲームにお金を使ってしまうのか、スマホゲーム事情に詳しい、ゲームジャーナリストの小野憲史氏に話を聞いた。「時間をムダにしたくないという思いに対して、課金させている。強敵に立ち向かうには結構な時間が必要で、負けたらイチからやり直し。そのためにかけた時間をムダにしたくなくて課金をする」
今回の「スーパーマリオラン」のような、一度購入すれば課金をしなくていい、買い切り型はゲームユーザーたちにはどう思われているか。話を聞くと「気に入ったら買うというシステムは課金するというギャンブル的要素がなくて良心的」、「それ以上お金がかからないのであれば、買い切り型の方がいいかもしれないですね」など、買い切り型は安心という声が多くあがった。
今回の任天堂の試みはゲームユーザーたちの心をつかむことができるのだろうか。小野氏は「有料アプリの市場が活性化する可能性があって、他社もそれに追随する可能性もある」と話す。
スーパーマリオランをきっかけに賛否両論が巻き起こる課金型か、買い切り型か――。今後のスマホゲーム市場に目が離せない。ここに引用文
私も一時期やっていたゲームで課金をしていましたが、月600円でしたね…でもどうだろう、今までの累計だと1万円くらいいってるのかな?私の知っている人で某漫画原作のゲームに月5万円くらい課金している人はいますね。彼曰く、「遊びじゃないんだよ!キン肉マンはぁぁぁ‼!!」との事ですので、課金をする人はゲームが空き時間を潰すための娯楽ではなく、人生の一部分を担っている大事な存在なんでしょう。まあでも、それは価値観の違いってだけで。ゲームに月○万円、も漫画、アニメ、車、酒、ギャンブル、読書やスポーツ、自己啓発、宗教、なんだっていいですし、それにいくら使おうがそれがその人が「ここはお金をかけるべき」と判断したのならそれが正解でしょう。