頼みのササラ電車が動かない　大雪の札幌市、市電が終日運休　1925年以降初めて【換金くん清田区北野店ブログ】

“記録的なドカ雪が直撃
　記録的なドカ雪が道央を直撃した。石狩や後志管内を中心に大雪となった10日、札幌市中心部の路面電車（市電）が終日、全線で運休するなど、交通網は大きく乱れた。JRも運休が相次ぎ、新千歳空港では発着便の6割にあたる252便が欠航。市民や観光客らは一様に疲れた表情を見せた。

湿った雪が軌道を埋める　4両すべて立ち往生
　「これだけ降っていれば仕方ないか」。始発から運休となった札幌市の市電。大通公園に近い西4丁目停留場で札幌市東区の女性会社員（21）は残念そうに話した。各停留場では張り紙やアナウンスで運休が告知された。

　札幌市交通局は10日午前4時から、竹製のブラシを回転させて軌道の雪を払う「ササラ電車」全4両を出動させたが、すべてが立ち往生し、除雪が追いつかなかった。市交通局の上山修司・電車事業所担当課長は「湿った雪が一気に大量に降り、軌道上を埋めて固まり、頼みのササラ電車が機能不全に陥った」と話す。

　ササラ電車の運行前に、市電が走る市道に除雪車が入れなかったことも、立ち往生の原因とみられる。

　市によると、24時間降雪量が出動基準の10センチに達し、除雪業者は午前2時から3時ごろに除雪車の出動を決めた。しかし、人手の確保や車両の点検に時間がかかり、交通量が増える前の同6時ごろまでに除雪車を市道に投入できなかったため、除雪を断念したという。

　札幌市交通局によると、市電が終日全線で運休したのは、軌道上の雪を竹製の回転ブラシで払う除雪車「ササラ電車」を導入した1925年（大正14年）以降初めてとみられる。

　

　

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頼みのササラ電車が動かない　大雪の札幌市、市電が終日運休　1925年以降初めて



凄い大雪でしたね。。。ササラ電車の改良が必要かも。。。